未確認生物のキャディは、実在の可能性が高いとされるものの一つ。巨大な水棲生物でカナダ沖合に生息していると噂されるもの。
これまでに死骸なども発見されていて、実在の示唆は学術的にもされています。カナダのバンクーバー島南端域の、キャドボロ湾周りで目撃が多発。キャドボロ・サウルスと名前が付けられ、通称がキャディとなっています。
全長は9mから15mとされ、馬を思わせる頭部と蛇のような長い体を持ち、コブのような突起が背中にあります。そのため、爬虫類から哺乳類へと進化途上している生物の生き残り。そういった見解も出ています。
その最初の目撃は1905年。サケ漁をしていたのカナダの漁師が、全長2mほどの怪物を見たという証言に始まりました。
それから28年経った1933年。陸軍少佐とその妻が海上でセーリングをしている時、波の間にキャディの姿を認めました。マスコミに少佐がキャディ目撃情報を伝えると、大きな話題となり一躍その存在が知れ渡りました。
さらに1937年になると、未確認生物として驚くべきものを発見。捕獲した鯨の解体作業中、その胃袋の内側からキャディと思われる死骸が出てきました。
このときの死骸は写真も残されています。後になって、エド・バウスフィールドというカナダの動物学者が鑑定。その結果、科学的に充分な説得力をもつ証拠と認めています。
生きている姿を見たいものですね。
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