南極観測船の宗谷が未確認生物を発見した話も知っておきたいものの一つ。
それが起きたのは1958年の2月13日19時頃。
氷海の中でアメリカの氷砕船「バートン・アイランド」のあとを航行していた、「宗谷」の前方に巨大な未確認生物が出現したというもの。
その季節の南極は白夜が残っており、視界はよくはっきりと全貌を見ることができたといいます。
特徴として尖った耳に焦げ茶の体毛があり、正面からの顔は牛に似ていたそう。
さらに背中にはギザギザの背びれがあったという。
船橋には船長をはじめ航海士や機関長に操舵手らがいました。それは30秒くらい現われており、全員が目撃しています。
カメラを取って機関長が船橋に戻って来た時には、すでに見えなくなっていました。なので写真撮影は出来ませんでした。
目撃例はこの1回のみで、もちろん映像資料もありません。ただ宗谷の船長であった松本満次氏が後に出版した、「南極輸送記」に書かれているのが唯一の資料となっています。
本の中で船長が南極ゴジラと呼んだことから、怪獣の目撃ということで話題を呼びました。
後に未確認動物研究家や超常現象研究家など、多くの人々に取り上げられています。
原因は色々考えられていますが、有力なのは白夜の影響を受けた集団幻覚とされています。
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